Best & List       
 
ロック・ベスト100 ~ロックの時代を創った100曲~
 

 1.ロックンロール黎明期からエルビスプレスリーの時代へ
(1954-1961)
 1954年にビル・ヘイリーがロック・アラウンド・ザ・クロック」を発表。1955年、チェス・レコードから新人のチャック・ベリーがデビュー。RCRからはエルヴィス・プレスリー。スペシャルティ・レコーズからはリトル・リチャード。翌年にはバディ・ホリーやエディ・コクラン、ジェリー・リー・ルイスなどのデビューが続き、新たなムーブメントが生み出された。”ロックンロール”の誕生である。黒人のスラングで『セックス』や『騒がしい』を意味する、ロックンロールは、ブルースに替わり、新たな熱気を生み出すのであった。若者達は白人のエルヴィスも黒人のチャック・ベリーも同様に聞いていた。音楽が世界を変え始めたのであった。

   1. Bill Haley & His Comets / Rock Around the Clock (1954)
   1954年にロック・アラウンド・ザ・クロック」を発表。映画" 暴力教室のオープニングに使用されたこの曲は、1955年のビルボードチャートで8週連続1位という大ヒットを記録する。これをきっかけに、ロックンロールが大ブレイクし、アメリカをはじめとする世界中でブームを巻き起こした。
 
  2. Little Richard / Tutti Frutti (1955)
スペシャルティ・レコーズからデビュー。「トゥッティ・フルッティ (Tutti Frutti)」、「のっぽのサリー (Long Tall Sally)」、「ルシール (Lucille)」、「ジェニ・ジェニ (Jenny, Jenny)」、「グッド・ゴリー・ミス・モリー (Good Golly, Miss Molly)」といったヒットを連発し、エネルギッシュな歌唱法と激しいアクションでピアノを弾く姿は、ロックの草創期に決定的な影響を与えた。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」第12位

 3. Fats Domino / Ain't that a shame (1955)
   顔と髪の毛で四角形を演出したことがドミノと呼ばれる所以である。ロックンロールの創始者の一人と言われ、代表曲には、"Blueberry Hill"、"Ain't That A Shame"、"Walking To New Orleans"、"I'm Walkin'"、"Blue Monday"など多数ある。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」第25位。
 
 
4. Gene Vincent / Be-Bop-a-Lula (1956)
 1956年にデビュー・シングル"Woman Love"を発表するが、当初はB面曲だった"Be-Bop-A-Lula"がヒット。ビートルズ等、後のロックンロールシーンにおいて彼等の与えた影響は大きい。
 
 5. Elvis Presley / Jailhouse Rock (1957)
  50年代に、アメリカやイギリスをはじめとする多くの若者をロックンロールによって熱狂させ、20世紀最大の爆発的なムーブメントを巻き起こした。極貧の幼少時代から一気にスーパースターへとのぼりつめたことからアメリカンドリームの象徴とされるビートルズのメンバーの憧れでもあった。
 
 
 6. Jerry Lee Lewis / Whole Lotta Shakin' Goin' On (1957)
 1957年の『Whole Lotta Shakin' Goin' On 』が世界的にヒットした。他に『great balls of fire/
火の玉ロック』、『Breathless 』、『High School Confidential 』などがある。しかし,22歳の時に親戚の13歳の少女と結婚していたスキャンダルから人気は失墜した。
 
 
 7. Buddy Holly & The Crickets / That'll Be The Day (1957)
  しゃくりあげるような裏声を用いて独特のアクセントをかもすヒーカップ唱法や、現代のロックにも通じるギターサウンドや軽快なビートが特徴である。バディ・ホリー&ザ・クリケッツはギター2本とベース、ドラムスでバンドを編成し、後のバンドの基本的な形となった。当時はロックでもいわゆるビッグバンドスタイルが主流だったが、金がない彼らは、巡業では4人のバンドメンバーだけで演奏することが多く、結果的にそのスタイルが定着した。ホリーが死去するまでの実質2年間あまりだったが、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、サーチャーズなどを始めとする60年代のロックバンドに極めて多大な影響を与え、70年代以降のミュージシャンにも影響を見出すことができる。  
 
 8. Chuck Berry / Johnny B. Goode (1958)
 ロックンロールの創始者の一人。特徴的なギターリフを使ったその音楽のスタイルは、後のロックミュージシャン達に多大な影響を与えた。また、楽曲にも社会的メッセージが込められ,1950~60年代当時の若い世代の共感を呼んだ。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」第41位、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」第5位、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」第7位。  
 
  9. Eddie Cochran / Summertime Blues (1958)
1955年にメジャーレーベルのリバティレコードと契約。1958年に彼の代表曲「サマータイム・ブルース」が発売され、ビルボードの8位まで上昇する。その後も「カモン・エヴリバディ」「サムシン・エルス」「マイ・ウェイ」「スリー・ステップス・トゥ・ヘヴン」などのヒットを連発する。しかし、イギリスツアー最中の1960年4月16日、婚約者でソングライターのシャロン・シーリー、歌手のジーン・ヴィンセントと同乗したタクシーが街灯に衝突して大破し、コクランはコクランは翌日、21歳で死亡した。
 
10. Ben.E.King / Stand by me (1961)
1960年にソウルぐうr-プのドリフターズを脱退しソロ歌手に転向。1961年に「スタンド・バイ・ミー」の大ヒットを放った。この曲はスタンダードナンバーとしてジョン・レノンをはじめ多くのロックミュージシャンらに影響を与え、カバーされている。1986年には映画「スタンド・バイ・ミー」の主題歌に起用されてリバイバルヒットした。  
 
ワイルド・ロックンロール・ディスク・ガイド 50's & 60's ||  「2.ビートルズの時代」